医療保険

医療保険

医療費が無料でも、子供の保険は必要!

私の住んでいる市では中学3年生までの医療費は無料です。

ですから、医療に関わる子どもの保険は不要かとも思っていました。

しかし、子供が大きくなるとよそのお宅のものを壊したり、自転車で誰かとぶつかってけがをさせたり、という心配が出てきました。そこで、個人賠償責任保険がつけられる子ども保険に加入しました。

月々の支払いは1,000円程度です。

医療に関わる保険は使うことはないかと思っていたのですが、保険が役に立つ時がすぐにやってきました。小学生の息子が鎖骨を骨折したのです。自分自身が骨折をしたことがなかったので、イメージしていなかったのですが、骨折したことで思いがけない出費がたくさんありました。

小学生なので、普段はランドセルを使っていますが、鎖骨を固定しているためランドセルを背負えなくなりました。そこで、教科書類が入る大きめの手提げを購入しました。

また、手を高く上げられないため、普段着ている服が全く着られなくなりました。

腕を上げずに着るために、かなり伸びる服を探しましたが、なかなかみつかりません。

必死で探し回り、大人用のスポーツ用品店でようやく見つけました。

かなり高価でしたが、洗い替えも含めて数枚買わなければなりません。

更に、遠くの整形外科に数回通いましたし、学校の送り迎えもしましたので、ガソリン代は相当かかりました。おかげさまで加入していた保険から、保険金がおりました。

通院した日は1日あたり2,000円です。そして、骨折の場合は固定具を使用している日は通院の半分の保険金がおりる、ということで、息子の場合は21日間1日あたり1,000円いただくことができました。購入したものやガソリン代を合計すると20,000円以上かかってしまいましたが、保険がおりたおかげで、持ち出しはありませんでした。

骨折だけでも予想しない出費はたくさんありました。

これが入院が長期に渡る病気だったら、治療費以外の出費がどれだけあることでしょう。

例えば、子どもが複数いた場合、親が病院に付き添うとなると、ほかの子どもたちをどこかに預ける費用がかかるかもしれません。

また、母親が家にいないことで、外食をする、年始だと親戚を迎えるためおせち料理をまだ在庫のあるコンビニやネット通販で即取り寄せるなど、家事にかかわる費用も増えるかもしれません。

ケガや病気というのは治療費以外にもたくさんのお金がかかるものだとつくづく感じました。

これからは、そういった治療費以外の費用も含めて保険の額を考えていかなけばいけないな、と改めて感じました。